最近のMTGについて思う事

書いている人:大体M10あたりからMTGをプレイし、イニストラード・闇の隆盛あたりからモダンメインへ、レガシーは一応1つデッキを作った程度。社会人になってからはあまり買うことは無く、新パックのスポイラーを見てモダンで使えるか見ていた。
その後MTGAが始まり最近のスタンダードをまたプレイし始めた。

まず結論から言うと最近スタンダードって禁止カード多すぎじゃないですかね。
そもそもエルドレインのフルスポが出た時点でオーコはぶっ壊れだって自分でもわかる。

3ターン目に出てきて+2して忠誠6でターン渡されてもほぼ破壊できない、真ん中の能力がそもそもクソ強いのに何故か+1能力って…

今書いてると後出しって言われるかもしれないけど、当時はブログやってなかったので許して。
でも当時フルスポ見てMTGやってる友達とこれはヤバいと話していたのはよく覚えている「エムラクール、殴打頭蓋、十手も+1能力で対処できるのかよ!」みたいな

自分が紙でスタンダードをやっていた頃の話をすると、当時は「神ジェイス」と「石鍛冶の神秘家」が禁止され、6年ぶりにスタンダードで禁止が出た!と話題になっていた。

確かに強いカードだし当時の環境で禁止は納得であるが、禁止されたのは1年以上後のパック「新たなるファイレクシア」で「殴打頭蓋」が出たタイミング。

「殴打頭蓋」の他もミラディンの傷跡ブロックでは剣シリーズがあり、好きな装備品を石鍛治で持ってきて飛行クリーチャーに付けることが強力だった。そして潤滑油である神ジェイス、この構築が強すぎた。

もちろん神ジェイスは単体でも強力なので禁止になった可能性はあるかもしれないが、当時の記事によると「大会2日目に残ったプレイヤーの88%が神ジェイス、70%が石鍛冶の神秘家を使っていて禁止にせざるを得なかった」とあります。

この2枚のカードの禁止は当時始めたてだった私は結構衝撃を受けました。カードは高くて持ってはいなかったが、2年周期のスタンダードでもバランスが崩れて使えなくなることがある、という事実。

ただ、この時の公式声明に少し救われMTGをその後も続けます。

私たちはどの形式であれ、カードを軽々に禁止することはありません。特にスタンダードでは禁止などしたくないのです。それは私たちがひどい過ちを犯したことを認めるのと同等の行為ですし、私たちの商品に対する皆さんの信頼を傷つけることだからです。人々は大量の時間とお金を費やし、イベントに持って行くデッキに必要なカードを集めたのですから、それを使えなくなるとなれば大打撃です。幸いにして、それらのカードを他の構築環境で使うことができるのですから、打撃はいくらか和らげられるでしょう。  2011.06.20

なるほどなるほど…確かに軽々しく禁止はよくないよな…

おいおいおいおい!
2020.06.01現在のスタンダードの禁止カードは…

裏切りの工作員
死者の原野
創案の火
夏の帳
むかしむかし
王冠泥棒、オーコ

………あ、はい

ちなみに「夢の巣のルールス」を始めとする相棒カード、2020.06.01にルール変更がされ、3マナ支払って手札に加えることが出来てから唱えることが出来るようになった。

カードに書いてある注釈文と一致しないルールになるのって初めてなんですかね。昔のMTGのルールについては詳しくないですがここまでのルール変更ってあまり聞かないので初めてかもしれません。

確かに何年も経過し、新たなパックが発売されていくごとにカードパワーはインフレしていくし、下の環境も少しずつ変わっていく。その方がプレイしていて楽しいと思います。

しかし、最近発売してすぐ禁止になったりすること多くないですか?オーコなんかカジュアルプレイヤーの自分でもヤバそうと思うのに……
さすがにスタンダードは禁止カード0を目指して欲しいものです。

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