このゲーム、皆さんご存知でしょうか?1997年にFOGよりPSとSSで発売された東北観光恋愛アドベンチャーゲームです。現在はPS3のアーカイブにて600円で購入可能です。ちなみにセガサターン版は18歳以上対象となっており、プレミア価格となっています。
家の整理をしていたら攻略本が見つかったので懐かしく思い久々にこのゲームについて調べていると、この攻略本も結構なプレミア価格となっているそうです。
基本的に中古ショップでも在庫が無く、ヤフオクやメルカリでは5000円以上で出品されていました。
正直ゲーム本編に攻略部分なんてないのですがB3ポスターや製作者インタビュー・設定資料原画と結構豊富で、原画の最後のページはセクシーショット集も載っています。
マップ攻略
このゲームの攻略を検索しても全く出てこなかったので、複雑なマップを載せておきます。載せていないマップはほぼ1本道なので迷うことは無いと思います。
中尊寺ですが、途中で服を買ってあげるイベントが発生します。調べたところ「写真を2枚以上撮っており、スタートから下下右に行った時に発生する弁慶堂のイベントを見ており、マップを移動する」だと思われます。
またスタートから下下と移動した箇所の撮影枚数が間違っており、3枚撮影可能です。黒服状態では1枚までで、着替えてから追加で2枚撮影可能となります。しかし、スルーして着替えた後に撮影すると3枚連続で可能となっています。
初期の黒服で撮影したい場合は弁慶堂までは可能です。その先の写真を撮りたい場合(1枚になってからEXITまでの場所)は2枚までだと思われます。
逆に着替え後で撮影したい場合は弁慶堂イベントまで撮影はスルーし、2枚適当に撮影後戻る感じになります。
ゲーム本編紹介
せっかくブログに載せるので久々に起動してスクショを撮ってきました。
主人公の天草遊也は花札流派「花鳥風月流」宗家の長男で大学生。カメラマンの夢を追って東北へ撮影旅行に出発。そこでヒロイン朱鷺子を見つけ勝手に写真を撮る(完全な不審者)
完全にヤバい奴だが何故かヒロインはOK、2人旅の撮影旅行がスタートする。
ゲームは実際の写真に2次元のキャラを重ね合わせて進んでいく。現代の恋愛シミュと比べると現実の彼女と旅行してる感が満載、東北各地の歴史も紹介され少しブラタモリっぽくもある。
肝心のゲームの進め方だが、ただ進めるだけなら会話と移動を繰り返すだけ。しかしヒロインを撮影するには「花札に勝って撮影する権利を獲得する」必要がある。この花札なのだが結構CPUが強いのでめんどくさい。花札自体が好きなら良いのだが…
花札に負けると写真が取れない…しかも間にちょくちょく強制対決もある、体感だがイベント戦の方が強い気がする。
朱鷺子以外にも3人サブヒロインが登場しそれぞれ花札も写真も撮れます。
そして秘湯恋物語とあるように温泉に入って撮影可能!これが大事ですよね
こんなシーンが撮れますムフフ
私はこの時代のギャルゲーの絵柄好きなので結構テンション上がりますよ!
先述した通り、セガサターン版だとここでもっと過激な写真が撮れます!ただ残念ながら持っておらず……お見せ出来ずすみません。
まとめ
簡単に言うと花札の宗家を継ぎたくない主人公(カメラマンのコンテストで入賞すると継がなくていいらしい)が撮影旅行に出かけ、JKをナンパして旅館に泊まり混浴で撮影する話です
ちなみに私は小学校3年か4年でプレイしており、このゲームで花札のルールを覚えました。当時は女性に興味なかったので撮影すっ飛ばしてましたが親はどう思ってたんだろうか……
ただ、このゲームの面白さは恋愛シミュというより旅行記的な楽しみの方が大きいと思います。この後FOGは2001年に「風雨来記」という北海道を舞台にしたゲームを発売し「知る人ぞ知る名作」と評価されています。興味があればそちらもどうぞ。
実際にこのゲームの舞台へ足へ運び、現実の風景とゲーム実況を掛け合わせた動画を投稿されている方がおり、なかなか楽しめると思います。
気になった方はPSNでダウンロード購入してみてください。紳士の方はセガサターン版買うべし。
ちなみにYouTubeで「みちのく秘湯恋物語」で検索するとTASが出てきて笑いました、しかも割と最近の投稿。
最後までお読みいただきありがとうございました。